北九州 きもの文化連盟

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立場茶屋銀杏屋【 立場茶屋銀杏屋 】

 江戸時代に行われていた参勤交代の長崎街道沿いにある茶屋。今風に言えば、休憩所・喫茶といったところでしょうか。
石坂の急坂を上りきったところに「銀杏茶屋」があります。中庭に大きな銀杏の木があることが、名前の由来です。趣のある古い建築様式で、県の文化財にも指定されています。
季節ごとにいろんなイベントが行われていますが、2月から3月に行われているお雛様の展示はたいへん見応えがありますので、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。



到津八幡神社【 到津八幡神社 】

 古(いにしえ)の風を感じに到津八幡神社を訪ねてみませんか?
 84段の石階段を昇りつめると「到津の大楠」がお出迎え。約600年前(室町時代)に植樹されたもので、現在北九州市の保存樹に指定されています。体や頭を樹皮に押し付けて、大いなるエネルギーを受け入れる参拝者も多数見受けられます。
 到津八幡神社の歴史は古く、その創建は6世紀後半と伝えられています。神功皇后が皇子応神天皇をお産みになり、長門豊浦の宮に行幸の時、御座船を到津の地に寄せられました。後に一祠を建立し神功皇后の御霊をお祀りしたのが始まりです。
 永禄4年(1561年)宇佐八幡宮が大友義鎮の兵火にかかり、社殿など焼失したため、御分社中第一の御宮柄である当社に23年間御霊を鐘められました。慶長5年(1600年)国主細川忠興によって再興され、小倉城の産土神として崇敬されました。寛永9年(1632年)領主小笠原忠真が領内の産土神として社殿を修復してから藩主の崇敬はいよいよ篤く、増改築も数度に及びました。
 現在の社殿(本殿)は天保6年(1835年)に小笠我忠微によって、明治29年(1869年)に小笠原忠快、他氏子崇敬者の尽力により造営されたものです。
 明治5年に1300年祭、昭和49年に1400年祭が齋行され現在に至っています。



【 きもので「銀ブラ」 】

 1951年10月に日本で初めて公道上に架かるアーケード第一号が魚町の地で誕生しました。
その名称は公募により、約6、000通の中から“銀天井に輝く街”という意味合いから『銀天街』と名付けられました。
今年は銀天街生誕60年、つまり還暦の節目の年となります。その銀天街も全国や北九州の他の商店街と同様に年々通行料が激減し、かつての賑わいが失われつつありましたが、関係各位の努力により、最近通行量が増加し、1日約18,000名の市民が行き来するまでに回復しました。
 決して魚町銀天街がきもの姿の似合う場所とまではいかないかもしれませんが、きもの姿で銀天街をブラブラ歩いて欲しいと思います。きものの華やかさで銀天街を賑わせて欲しいものです。
 着物にはその力があると信じるからです。




【 常盤橋(小倉北区京町・室町) 長崎街道起点 】

 リバーウォーク北九州そば、京町と室町をつなぐ常盤橋。この周辺は江戸時代には長崎街道をはじめ、唐津街道、中津街道、秋月街道、門司往還といった九州の五街道の起点として栄えた宿場町でもありました。いっぽうでまた、紫川は河口付近の幅が狭く大水害の際には被害をもたらすといったことから、紫川マイタウンリバー事業のもと、河川の拡幅に合わせて橋も架け替えられることになりました。そして常盤橋は(木の橋)として江戸時代の姿そのままに、平成の世に鮮やかによみがえりました。かつて、九州のすべての大名行列の一行が、また多くの旅の人たちが通ったであろう姿を思い浮かべながら、この橋周辺をきもので散策してみませんか。趣のあるこの風景と共に写真を撮ると江戸時代にタイムスリップするかも!?
  両岸では、さまざまなイベントが繰り広げられています。室町側では秋に「観月会」も開催。平成23年度は10月15日(土)に開催されます。



【 クラシックコンサート会場 】


・響ホール(八幡東区)
・ウェル戸畑(戸畑区)
・芸術劇場(小倉北区)
・アルモニーサンク北九州ソレイユホール(小倉北区 旧厚生年金会館)
・男女共同参画センター ムーブ(小倉北区) など、
北九州市には音楽を楽しめるホールが色々とあります。
・門司港の旧門司三井倶楽部
・門司赤煉瓦プレイス
・旧古河鉱業若松ビル
・戸畑区の西日本工業倶楽部 などでも、
素敵なサロンコンサート等がたびたび行われています。これから芸術の秋もやって参りますし、北九州音楽祭を始め、北九州市でも素晴らしいクラシック音楽を聴く機会が沢山あります。
最近では着物姿でいらっしゃってる方がだんだん増えてきて、皆さまお気に入りのお着物で音楽を楽しまれています。それを拝見するのも楽しいものです。コンサートの後は、その素敵な音楽の余韻を楽しむために、お友達と優雅にティーやワインをご一緒するのも普段の生活の忙しさを忘れることができ、ちょっとした清涼剤になることと思います。




【 門司港 】

明治初期に開港した門司港には、明治から大正にかけて建築された、門司港駅や旧三井倶楽部などの建物が今も残り、大正浪漫漂う粋でモダンな港街です。今年は大正から数えて100年を記念し、「門司港レトロ大正浪漫100年祭」として、4月3日〜12月31日の期間中に様々なイベントが催されます。門司港駅の観光案内所で発行される「門司港レトロ大正浪漫100パスポート」は、門司港に、きものを着て来られた方などを対象に門司港の観光施設、飲食店、お土産店など、約100店で割引等の特典が受けられます。
(詳しくはhttp://www.mojiko.info/taisho/passport.htmlで確認してください。)
きものを着て、100年の記憶のかけらを探してみるのも良いのではないでしょうか。



【 宗像郡の唐津街道原町 】

営業でこのあたりをうろうろしていて偶然に見つけたとっても素敵な街道です。古民家風のレストラン、喫茶、蕎麦屋、雑貨屋、お肉屋さんなどが点在しています。なんでも数年前に行政と街がタイアップして古い街道の雰囲気を再現したそうです。きものでちょっと散策するのにはとてもムードのあるオシャレな街です。
インターネットでもほとんど情報がなくまさに隠れた名所!?かもしれませんね。
一度訪れてみてはいかがですか。
9月23日には、毎年「唐津街道原町まつり」が盛大におこなわれるそうです。





このコーナーでは北九州近郊の楽しい場所をご紹介していきます。
着物でちょっと散策してみてはいかがでしょうか。